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IOC主催のオンライン祝賀イベントに中国の張虹選手が登場

<6月23日はオリンピックデー>

6月23日はオリンピックデーです。1894年6月23日に、クーベルタンの提唱によってパリで国際会議が開催され、オリンピックが復興し、国際オリンピック委員会が創設したことを記念して、6月23日がオリンピックデーとされています。

古代オリンピックがギリシアの古都アテネで開催された、その歴史を継承すべく近代オリンピックが始まったのは1896年ですが、それから戦争の間を除いて、オリンピックは途切れることなくその歴史を紡いできました。

オリンピックの競技中は争いごとは止め、全世界の人々が共にスポーツマンシップに則って手を取り合い互いにたたえ合う、これがオリンピックの精神です。

100年以上続くこの歴史をこれからも受け継ぎ、世界平和と人類の繁栄を願い続けられるよう、私たちは努力し続けなければならないのです。

オリンピックは4年に一度です。正確には、夏のオリンピックと冬のオリンピックがあり、2年に一度のペースで大会が開催されます。

しかし、オリンピックデーは毎年やって来ます。毎年6月23日には、世界各国でオリンピックにまつわる様々なイベントが開催されます。オリンピック選手でなくても、世界中の老若男女がスポーツを楽しむ日としても知られており、スポーツイベントも盛んに開かれます。

<中国で長時間のスペシャルオンラインイベント開催>

2020年の東京オリンピックが延期になったことを受け、6月23日にはIOCがオンラインの祝賀イベントを開くことを決めました。

中国では、北京時間の6時から夜11時までの間、オリンピック選手による「自宅でできるトレーニング」の指導がおこなわれ、ソチオリンピック金メダリストのスピードスケーターである張虹選手も登場しました。

家にいなければならない日が長く続く中、どうしても運動不足になりがちな人々にとって、適度に身体を動かすことはとても良いことです。それも、オリンピック選手が指導してくれるとなれば、俄然やる気になることでしょう。オンラインですので、好きな場所から好きな時間に参加することができます。

中国はとても広い国ですが、オンラインのイベントであれば、中国各地から自由に参加できるのです。

<記憶に新しい北京オリンピック>

中国と言うと、記憶に新しいのが2008年に開催された北京オリンピックです。

2016年のリオ、2012年のロンドンの、その1つ前、2020年現在から数えて3つ前のオリンピックですが、北京に突如現れた「鳥の巣」という異名を持つスタジアムは、今でも記憶にしっかりと残っています。

開会式を中継で見ていましたが、中国4000年の歴史を辿りながら新進気鋭のパフォーマーが素晴らしいパフォーマンスで魅了してくれたことがとても印象的でした。すぐ隣の国ですが、その当時はオリンピックを観るために渡航できなかったものの、「鳥の巣」会場はいつか見てみたいと思ったものでした。

毎回のオリンピックで繰り広げられる卓球の日本と中国の激闘をいつも楽しみに、もちろん他の競技も中継していればつい目を奪われてしまう、そんなオリンピックを心待ちに思います。

<これからのオリンピックに積極的にオンラインを導入>

6月23日は、オリンピックデーの祝賀イベントをオンラインでおこなうものでしたが、これからのオリンピックには間違いなくオンラインが活用されることでしょう。現に、延期となった東京オリンピックも、もし2021年に開催が決まれば、オンライン観戦や、オンライン応援など、オンラインをフルに活用した方策も検討されているそうです。最近オンラインでのイベント開催が増えていますが、オリンピックも例外ではないでしょう。

生の試合を目の前で観戦するからこそ感じられる熱気や、会場の雰囲気も捨てがたいですが、オンラインを活用することにより、会場へ行くことができない人にとってもリアリティをもって観戦を楽しめる手立てができるかもしれません。

チケット販売についても、オンライン特別コンテンツなどを販売すれば、それだけ多くの人にチケットを買ってもらえるという利点があるため、席数に限りあるチケットを抽選で売るよりも、よほど高い利益率が期待できます。

オリンピックのチケットはかなりの激戦だと言われているため、それだけ人々の感心が高く人気だということです。これを抽選にして、「本当はチケットを買いたいのに買えない」という人が増えてしまうことほど勿体ないことはありません。

オンラインの導入により、この問題を解決できるならば、オリンピックにオンラインを導入するのも良いと言えるでしょう。