新型コロナウイルスの影響で音楽フェスは進化を遂げた!次世代型イベント「オンライン配信」の可能性を徹底紹介!
コロナ禍であっても、ライブ魂が消えることはない!
新型コロナウイルスの影響により、大型イベントが続々と中止を発表している状況が続いています。
それはフジロックフェスティバルのような夏フェスも例外ではなく、感染予防という側面から開催中止が余儀なくされているのです。
しかし、だからといって、アーティストたちの魂がこれくらいのことで消えたりはしません。
オンラインという新たなステージの上で、魂を表現することに成功しているのです…!
今回は、新型コロナウイルスの影響により進化を遂げた音楽フェスについて、「オンライン配信」をご紹介していきたいと思います!
【コロナ禍がもたらしたのは、「オンライン配信」という新しい文化の始まり!】
新型コロナの影響により、大小関わらずイベントはことごとく中止となり、イベントによる活気は風前の灯火となってしまいました。
イベントが開催されるようになったとしても、規模は驚くほど小さく、イベント主催者側から見てみれば赤字を覚悟しなければいけないほどです。
しかも決死の覚悟で挑んだイベントでも、不覚にも新型コロナウイルスのクラスターとなってしまうなど、圧倒的にリスクの方が大きいものになり果ててしまったのです。
いずれ感染が落ち着いたとしても、感染リスクがゼロになることはなく、心の底からイベントを楽しめる日がくるのは当分先だと言われています。
夏の一大イベントと言えば、大規模な花火大会を連想する方も多いかと思いますが、夏フェスともなれば誰もが「フジロックフェスティバル」を思い浮かべるでしょう。
とある商人が身銭をきって開催したフジロックフェスティバルは、伝説のイベントと言われ、昔も今も豪華なアーティストが集う夏の思い出の代名詞となっています。
そんなフジロックフェスティバルも、さすがに今年はコロナ禍の影響で開催が困難となり、他のイベントと同様に中止になると思われていました。
しかし、そんな中開催されることになったのが「フジロックフェスティバル‘20ライヴオンユーチューブ」というオンラインによるライブ配信でした。
新型コロナウイルスの影響により、大型イベントは「オンライン配信」という新たなステージを手に入れたのです!
【苦肉の策と言われた「オンライン配信」がもたらした新たなビジネスチャンスとは?】
新型コロナウイルスの影響で今までのようなライブが行えなくなり、一つの方向性として誕生した
のが「オンライン配信」です。
オンライン配信は当初、「苦肉の策」と言われ、観客が誰もいない状況で行うちょっと寂しいものでした。
しかし、オンライン配信が続くにつれ、だんだんとオンライン配信のメリットが明らかになってきました。
『オンライン配信のメリット①:収益化の仕組みが整ってきた』
コロナ禍のイベントで一番大きな問題となっているのは、収益において採算が取れないことです。
イベント開催にあたっての費用は変わらない(コロナ対策でむしろ上がっているところも)のに、収容できるお客さんが非常に少ないために売上が上がらずに赤字になっていました。
しかしオンライン配信であれば、収益化の仕組みが整ってきており、無料で見られる「Youtube」でも投げ銭機能によって収益を上げられるようになりました。
海外ではオンラインチケットによって収益を上げることに成功しており、オンライン配信でも収益化を確立できることを証明しています。
ちゃんと収益を上げることができれば、ステージにも費用をかけることができるため、より素晴らしいライブ配信が作れるようになるというわけです。
『オンライン配信のメリット②:好きな場所で好きなタイミングで楽しめる』
イベントによるライブの醍醐味の一つに「会場の一体感」がありますが、これは逆を言えば、その時、その場所にいなければ味わうことができないということです。
希少性や特別感がありますので、それ自体に価値があるのは間違いありませんが、参加したくても参加できない人がいるのも事実です。
本来であれば、ライブが好きな人全員に届けたいというのがアーティストの願いであり、その代替え品がDVDであったりCDという存在でした。
しかしそれではライブ感を肌で感じることができないというデメリットがあり、そのデメリットを解消したのが「オンライン配信」だったのであれば、オンライン配信は画期的な存在であると断言できます。
今年のフジロックフェスティバルのオンライン配信も、「好きな場所で好きな様にすべての人が音を楽しむこと」を趣旨としていますから、オンライン配信のメリットを最大限に活かしていると言えますね。
『オンライン配信のメリット③:今まで見たことがない次世代イベントが作れる!』
最後のメリットとしては、オンライン配信の機材が揃っており、次世代ライブ配信を行えることにあります。
最近のライブ配信ではCG技術が注目されていますが、カット割りやCGエフェクトなど今までのイベントでは味わることのできなかった豪華なライブ配信が行われています。
「ローランド v-1sdi」などといったコンパクトで高性能な機材は、音と映像のマッチングを重視するライブ配信では欠かせない存在となっており、機材の技術がオンライン配信のレベルを決めると言っても過言ではありません。
今までのイベントでは見たことがないような、次世代イベントがオンライン配信で見ることができるなんて、考えただけでワクワクしますね!
【まとめ:オンライン配信は次世代型イベントには欠かせない存在!】
新型コロナウイルスの影響により、大型イベントが中止になっていますが、音楽フェスはオンライン配信で楽しめるようになり、さらに次世代型のイベントに進化するようになりました。
エンターテイメントにも「新しい生活様式」が浸透しつつあり、ビジネスチャンスはまだまだ転がっていると思います。
音楽イベントを開催したくてもコロナ禍の影響で不安を抱えているのであれば、一度オンライン配信でのイベント開催を検討してみてはいかがでしょうか。