株式会社ジェイリーパス

ハイブリット開催が流行する理由とはーメリット・デメリットも徹底解説―

最近のイベント形態では「ハイブリットイベント」が主流になってきました。
もともと、ハイブリットイベントは、アメリカで話題になっており徐々に日本にも浸透していったイベント形態です。

そこで、今回は「ハイブリットイベントとは?」
また、ハイブリットイベントの「メリット・デメリット」を詳しく解説していきます。

ハイブリッド開催とは?

いま流行しているハイブリットイベントとは、「会場へ足を運ぶ=リアルイベント」と「WEB上で参加する=オンラインイベント」を組み合わせたイベントのことです。

このハイブリットイベントは、コロナになる前にも行われており「なかなか集まれない」「イベントの幅を広げるため」という理由から、急速的に一般化しつつあります。
また、どちらか一方だけのイベントだと「物足りない」などの意見もあることから、ハイブリットイベントに変更して手法を変えることで、「イベントそのもの」の可能性を広げることができるのです。

ハイブリッドイベントのメリット 5選

リアルイベントとオンラインイベントを掛け合わせた「ハイブリットイベント」には、様々なメリットが存在します。

今回は、その5つのメリットについて解説していきます。

メリット1 幅広い層が参加できる

ハイブリットイベントでは、会場に来れない方でもオンラインで参加することができます。
そのため、企業側としても場所に囚われることなくイベントを開くことができるのです。

さらに、ネット環境の問題でオンライン配信へ参加できなかったユーザーリアルイベントで参加することができるので、顧客を取りこぼすことなく集客を行うことができるのです。

メリット2 上限人数を最大限まで

例えば、リアルイベントのため会場を借りる場合は、参加できる人数が限られています。
また、オンラインイベントでもネット環境のせいで参加できる人数が限られてしまうのです。
そこで、ネット環境を改善しようとすると、どうしても費用が高くなってしまいます。

しかし、ハイブリットイベントにすることで「会場の人数」と「オンライン状の人数」の両方を獲得することができるので、「イベントに参加したい」という顧客を最大人数まで引き上げることができるのです。

メリット3 コミュニケーションの幅が広がる

ハイブリットイベントでは、会場の参加者とオンライン状の参加者でコミュニケーションを取ることができます。
また、音声ではなくてもチャット参加もでき、スタンプなどを活用することで今まで以上に顧客の意見を広げることができるのです。
さらに、人数が多くなれば統計も取りやすくなります。

このように、企業としての成長にも、ハイブリットイベントの形態は役に立ちます。

メリット4 自社のアピールポイントになる

ハイブリットイベントは、イベントそのものをアーカイブに残すことができます。
そのため、「興味はあるけど、参加はできない」という顧客にとっても、あとから見直すことができるのです。

つまり、S N Sや企業のホームページにアーカイブを載せることで「自社の宣伝」「新たな顧客の囲い込み」をすることが可能なのです。
また、採用活動などへの活用も今後は多くなると言われています。

ハイブリットイベントのデメリット

ハイブリットイベントには4つのメリットがありました。

しかし、ハイブリットイベントには唯一の弱点があるのです。

それは「会場とオンライン上の一体感が生まれにくい」ということです。

リアルイベントでは、主催者との距離が近いため一体感が生まれやすいですが、オンライン上の人たちにとっては、「場所によってラグを感じやすい」「会場をメインとされて疎外感を感じやすい」との声も上がっています。
つまり、会場の参加者たちはイベントの空気感を感じやすいですが、オンライン上では感じにくいということになるのです。

また、一番怖いのはオンライン上だけでのトラブルです。
会場でのトラブルは、すぐに解決しやすいですが、オンライン上の「機材トラブル」は時間がかかってしまう可能性があります。

このような双方のトラブルの回避方法も企業側前もって考えておかないといけないので、かなりの労力を消費するのもデメリットの一つと言えるでしょう。

まとめ

今回は、ハイブリッドイベントの「メリット・デメリット」について解説しました。

ハイブリットイベントを開催することで、効率的に集客が行えるほか、新規顧客の開拓についても今まで以上にスムーズに行うことができます。
また、アーカイブに残すことができるので、企業としての宣伝効果も期待できるイベントの開催方法なのです。

このように、ハイブリットイベントは「リアルイベント」と「オンラインイベント」のいいとこ取りができるため、今後もさらに需要が伸びていくことでしょう。