中国はここが凄い!中国で行われたオンラインイベント!
イベントのオンライン化は、日本のみならず、他国でもどんどん進んでいます。
そこで、今回は、世界で最も勢いのある国の一つである「中国」で実際に行われたオンラインイベントをご紹介していきたいと思います。
イベント1:全国オンライン年貨節
「2021年全国オンライン年貨節」は、中国商務部が現在地での年越しという新たな状況下で関係部門と共に各地方と企業を指導して実施したイベントで、オンラインでの年越し用品の購入や年始のあいさつ回りなど特色あるイベントを行いました。
中国商務部の発表によると、イベント時期1月20日~2月18日間の全国のオンライン小売額が、9057億6千万元(1元=約16円換算)になったということです。
イベント2:広州交易会
広州交易会は、1957年から始まった貿易展示会で、1年の内に、春と夏の2回に分けて開催されます。
2020年は、初めてのオンライン開催となり、約2万6,000社の出展企業が180万品目を展示し、オンライン会場へは史上最多の217カ国・地域からの来場がありました。
オンラインを打ち出したことで、通年は来場を断念する遠方の国々の企業が参加したことにより、新たな盛況を獲得したと言えます。
イベント3:上海・中国美容博覧会
上海・中国美容博覧会(CHINA BEAUTY EXPO)、通称CBEでは、25回目の開催で、初めて公式にオンライン展示会を実施。
ブランドブースでも今まで以上にライブコマースを行うブランドが多く、来場者のターゲットをリアルよりもネットに重きを置く傾向も見られました。
最後に:オンライン化が進んでいる他国を参考にしよう
以上、中国のオンラインイベントについて、簡潔ながらご紹介してきました。
中国は、ECやライブコマースを含め、非常に活況で巨大なマーケットを持っています。国の価値観や風土は違えども、積極的に新しい技術をトライ&エラーしている中国から学ぶことはとても多いと言えます。
中国だけでなく、様々な国のオンラインイベント事例に注目すると、国内で差別化できるイベント作りのヒントが得やすくなります。ぜひ、今回の記事も参考にしてみて下さい。