中国で人気のSNSアプリ「WeChat」とは|基本機能とLINEとの違いも
中国でスマホに入っていない人はいないと言われるほど人気のSNSアプリ「WeChat」
WeChatというアプリ名は聞いたことがあってもどんなSNSアプリなのかは分からないという方も多いのではないでしょうか。この記事ではそんな方に向けてWeChatの基本機能やLINEとの違いについて解説していきます。
WeChatとは
WeChatとは中国の大手IT企業「テンセント社」が2011年から提供しているSNSアプリです。
世界で10億人のユーザーが利用しており、その中でも特に中国人が多く利用しています。ユーザー間で通話やテキストチャットを行うことができ、グループを組んで楽しむことも可能です。
もちろん動画や画質のやりとりも可能で、タイムラインに投稿する機能も搭載されています。
WeChatの基本機能
WeChatの基本機能として5つのことが挙げられます。
・チャットができる
・タイムラインを投稿できる
・ニュースを見れる
・GPS機能で近くにいる人を表示できる
・決済を行うことができる
チャットができる
ボイスチャットとテキストチャットどちらも楽しむことができます。
グループ機能も搭載されているため仲の良い友達と集まってチャットを行うことも可能です。中国ではボイスチャットでやりとりをすることが主流となっています。
タイムラインを投稿できる
WeChatにはモーメンツと呼ばれるLINEで言うところの「タイムライン」機能があります。モーメンツに投稿すると友達はその投稿を見て、いいねやコメントをすることが可能です。
ニュースを見れる
友達とコミュニケーションを取れるだけでなく、最新のニュースを見ることもできます。
ニュースだけでなくミニプログラムと言ってWeChat内で追加のインストールを必要としないゲームやツールを楽しむことが可能です。スマホのストレージ節約にも繋がるため積極的に利用したい機能と言えます。
GPS機能で近くにいる人を表示できる
GPS機能を使って自分の近くにいるWeChatを利用している人を表示できます。
これにより手軽にコミュニケーションをとることができるようになっています。表示されたくない場合には位置情報をオフにしておけば表示されることはありません。
決済を行うことができる
WeChatには「WeChat Pay」という決済サービスが導入されているため決済を行うこともできます。
WeChat Payとは事前に登録した銀行口座もしくはクレジットカードから自動的に引き落としが行われる決済サービスです。WeChatに銀行口座もしくはクレジットカードを登録すれば誰でも使用することができます。
WeChatとLINEの違い
WeChatとLINEの違いはほとんどありません。
あえて違いを挙げるとするならば「既読機能があるかないか」です。WeChatには既読機能が搭載されていないため、もしメッセージを開いたとしても相手に気づかれることがありません。
既読機能以外にはLINEと同じだと考えてもらっても問題ないでしょう。
まとめ
WeChatは日本では馴染みがないSNSアプリですが、中国人のほとんどが利用しています。
カンタンに言うと日本人にとってのLINEのような存在です。中国だけではなく日本でも利用することができるので気になった方は一度インストールしてみてはいかがでしょうか。