中国版Twitter「Weibo」とは|基本機能とWeChatとの違いも
中国で大人気のSNSアプリ「Weibo」
UIや機能性がTwitterに似ているということから中国版Twitterとも呼ばれており、日本でも中国人をターゲットとする企業が多く参入しています。
この記事ではWeiboの基本機能とWeibo同様に中国で人気のSNSアプリ「WeChat」との違いについて解説していきます。
Weiboとは
Weiboは中国で人気を博しているSNSアプリです。
いわゆるミニブログというブログサービスの一種で基本的にはTwitterと同じ感覚で使うことができます。ユーザー数は全世界で8億人を突破しており、デイリーアクティブユーザー数も2億人と高水準です。
また、1日に投稿される平均投稿数は1.3億と多くの情報が行き交っていると言えます。そのためビジネスでも多く利用され企業公式アカウントは140万を突破、日本では福山雅治さんや福原愛さんなどの芸能人も中国のファンとの交流の場として使っています。
Weiboの基本機能
Weiboの基本機能として3つのことが挙げられます。
・投稿できる
・コメントやいいねを送れる
・検索機能がある
投稿できる
Weiboでは文字数制限なしで文章や画像、動画を投稿できます。
以前まではTwitterと同様に140文字まででしたが、2021年4月29日現在は文字数の制限はありません。ただし、140文字を超える部分については「全文を読む」を選択しなければ見ることができないようになっています。
コメントやいいねを送れる
ユーザーが投稿した内容についてコメントをしたり「いいね」を送ることができます。
フォロワーでなくてもコメントやいいねを送ることが可能です。また、Twitterでいうところのリツイート機能も備わっているため拡散を狙うこともできるでしょう。
検索機能がある
Weiboはハッシュタグを使った検索機能が搭載されています。
Twitterの場合には「#〇〇」と検索をかければ正常に動作しますが、Weiboの場合には「#〇〇#」と検索をかけなければならないので注意が必要です。
WeiboとWeChatの違い
Weiboと同じように中国で人気を博しているSNSアプリが「WeChat」です。
カンタンに違いを解説するとWeiboはTwitter、WeChatはLINEのような使い方と言えます。Weiboは不特定多数の人にメッセージを発信できますが、WeChatは友達同士でのみメッセージを送ることが可能です。
情報発信はWeibo、個人的なやりとりはWeChatという使い方が適していると言えるでしょう。
まとめ
Weiboは中国で非常に大きな人気を博しているSNSアプリです。
登録ユーザー数・アクティブユーザー数ともに多いため、ビジネスでも使われています。中国人に向けた情報を発信したいのであれば使わない手はないでしょう。