GO:MIXER PRO-Xの特徴|旧機種との違いについても解説
ローランド株式会社よりスマホやタブレットでのライブ配信やWeb会議、また歌や楽器演奏などの音声を手軽に高音質に出力できるオーディオミキサーGO:MIXER PRO-Xが2021年7月31日(土)にリリースされます。
GO:MIXER PRO-Xは2018年7月にリリースされ、人気のあまり品薄状態にまでなった旧機種GO:MIXER PROの後継機種にあたり非常に注目を集めています。
この記事ではGO:MIXER PRO-Xの特徴および旧機種GO:MIXER PROとの違いについて解説していきます。
GO:MIXER PRO-Xの特徴
出典:https://www.roland.com/jp/products/gomixer_pro-x/
GO:MIXER PRO-Xの特徴は主に3つあります。
・様々なプラットフォームに対応している
・幅広い使用用途がある
・すぐに使うことができる
様々なプラットフォームに対応している
YouTubeやFacebook Live、Instagram Liveなどの配信プラットフォームに対応しています。
また、Zoomのスマホ用アプリにも対応しておりWeb会議やオンラインレッスンにも使用可能です。ヘッドセットやマイクだけでなくギターやベース、キーボードの接続もできるようになっています。
どこでも使える
手のひらサイズに収まるコンパクトなものになっています。
そのため外出先で使用することもできますし、家で使う際でも置き場所に困りません。スマホやタブレットから電気をもらって動かすバスパワー駆動か乾電池による電池駆動のどちらでも選択が可能です。
すぐに使うことができる
スマホやタブレットと接続できるケーブルを付属しています。
USB Type-CとLightningケーブルのどちらも付属しており、Android、iOSどちらにも対応が可能です。TRRSケーブルでアナログ接続もできるためUSB On-The-Go(USB OTG)非対応のAndroid端末でも問題ありません。
GO:MIXER PRO-Xと旧機種GO:MIXER PROの違い
出典:https://www.roland.com/jp/products/gomixer_pro-x/
GO:MIXER PRO-Xと旧機種GO:MIXER PROの違いは主に3つあります。
・入出力数の増加
・各種機能の廃止および搭載
・TRRSケーブルに対応
入力数の増加
旧機種GO:MIXER PROが入力数9の出力数2だったのに対して、GO:MIXER PRO-Xは入力数11の出力数3となっています。
ただし、これらの入出力数の増加はヘッドセットマイクやマイク付きイヤホン、TRRSケーブルに対応したことによるもので楽器を接続できる数が増えたというものではありません。
接続入出力数を増やしても重量が220gから215gへと軽量化されているのも大きなポイントです。
各種機能の廃止および搭載
旧機種GO:MIXER PROにカラオケ音源化できるセンターキャンセル機能がありましたが、GO:MIXER PRO-Xでは廃止されています。
また、新機能としてギターやベース用の信号を一定量下げるPADスイッチの搭載やヘッドセットマイクやマイク付きイヤホン、TRRSケーブルに接続できるようになっています。
TRRSケーブルに搭載
旧機種GO:MIXER PROではUSB Type-CとLightningケーブルに対応していない場合に接続ができませんでしたが、GO:MIXER PRO-XではTRRSケーブルへの対応によってそのような端末でも利用可能です。
また、デジタル端子からの音声入出力に対応していないアプリでも利用できるようになっています。
まとめ
オーディオミキサーGO:MIXER PRO-Xが2021年7月31日(土)にリリース予定です。
人気のあまり品薄状態にまでなった旧機種GO:MIXER PROの後継機種ということもあり非常に注目を集めており、同様に品薄状況になる可能性が高いといえます。
現在予約受付中とのことですので、今のうちに予約をしておくことをおすすめします。